北京オリンピックがついに開幕しましたね!
開会式では幻想的で綺麗な演出で「すごい!」「さすが!」という大絶賛の声が相次いでいます!
また同時に、つい半年前に開催された東京オリンピックの開会式が引き合いに出され、「東京オリンピックのダサさが恥ずかしい」「北京オリンピックと東京オリンピックの違いに圧倒された」と残念がる声も続出しています。
一体、北京オリンピックと東京オリンピックの違いは何が原因だったのでしょうか。
そこで、今回は
- 北京オリンピック開会式のすごい見所
- 北京オリンピックと東京オリンピックの違いは何?
ということを調査しました!
北京オリンピックの開会式のすごい見所
北京オリンピックの開会式がすごいと、特に話題になったのが以下の演出でした!
トーチ自体が聖火台になった
開会式のクライマックスといえば、なんといっても聖火台への点火の瞬間ですよね!
今回の北京オリンピックの聖火台への点火は、トーチそのものが聖火台になるという、今までにない演習でかなり話題になっていました!
その、点火の動画がこちら!
確かに、今まではトーチの火を点火台に灯しに走るというイメージが定着していたので、トーチそのものが点火台になる発想はありませんでしたよね!
まさに逆転の発想とも言える演出に、誰しも思わず「すごい!」と声を漏らしてしまったのではないでしょうか!
また、この点火台は各国のプラカードが集まって、大きな一つの結晶を作っていて、とても素敵でしたね!
また、聖火台を作っているハートもすごく可愛くて好評でした!
驚くことに、このハートは子どもたちが鳩のオブジェを持って作っていたそう!
各国のプラカードで一つの聖火台を作ることも、トーチそのものが聖火になることも、聖火の演出には全世界の人が驚き、感動したこと間違いなしですね!
一つの氷から五輪マークが出てくる
開会式では、プロジェクションマッピングを使った演出がとても綺麗でしたが、中でもすごい感動を与えたのが五輪マークが一つの氷から出てくるシーンでした!
その動画がこちら!
一つの大きな氷が溶けて、予期せず中から五輪マークが出てくるこのシーンは何度見ても感動で、つい引き込まれてしまいますね。
床全面がLED
開会式では、光と映像が駆使され、プロジェクションマッピングのようなすごい綺麗な演出でしたよね!
ですが、「光の上を人が歩いても影ができないのはなぜ?」と疑問に思いませんでしたか?
なんと、床全面がLED仕様になっていたのです!!
なんと、床面積11,000平米で、4万枚のLEDが使われ、ケーブルの長さは20km以上にも及ぶそうです。
システム開発から工事まで約2年かかり、製品も含めて全て中国製というのですから、あまりに凄すぎてぐうの音も出ないですよね..
さすが最先端の中国としか言いようがありません。
北京オリンピック開会式と東京オリンピック開会式の違いは?
北京オリンピックの開会式の凄さを見せつけられると同時に、つい半年前に行われた東京オリンピックの開会式の稚拙さを思い知らせたと、ショックを受ける声が相次ぎました。
東京オリンピックと比べて、北京オリンピックの違いとしては
- シンプルで分かりやすい
- テーマが終始一貫している
- 有名人を使ってごちゃごちゃした演出がない
ということが考えられます。
シンプルで分かりやすい
まず、シンプルで分かりやすい演出だという意見が最も多く見受けられました。
開会式を見ていて「この演出は何を意味しているの?」ということがありませんでした。
その一方で、東京オリンピックでは意味の分からない舞踊やら、五輪関係者でも説明できない不思議な寸劇やらと、解説がなければ理解できない演出が多かったです。
北京オリンピックの開会式では、一つの氷から五輪マークが生まれることや、世界各国の結晶を集めて聖火台を作ることなど、誰が見ても「五輪で世界を一つに」というメッセージが分かりますよね。
すごくシンプルで分かりやすいからこそ、観客も惹きつけられた理由でしょうね。
テーマが終始一貫している
北京オリンピック2022のテーマは「未来に向かって一緒に」です。
このモットーは、人類の未来を共有するため、世界的な課題を共同体として克服するという大会のパワーを示しています。特に新型コロナ感染拡大によって直面している困難な状況を踏まえ、より良い明日に向けて世界が協力し合うことの必要性を表しています。
引用:https://olympics.com/ja/beijing-2022/logo-design
五輪マークが一つの氷から生まれるシーンにしても、世界のプラカードが集まって聖火台を作っている演出にしても、「世界が一つに」というテーマは誰が見ていても伝わってきますよね!
北京オリンピックの開会式、ちゃんとプロデュースされてて良かったし、プラカードも開会式に出てた人達の衣装もみんなテーマに沿っててセンスも良かった。
— イカつい狸 (@fujirockhorse) February 5, 2022
日本のはなんかまとまりなくて、衣装もダサかったね…。音楽だけ良かった。
それに比べて、東京オリンピックでは3つものテーマ(「全員が自己ベスト」「多様性と調和」「未来への継承」)を掲げていました。
その結果として、3つのテーマを網羅するために、一貫性のない演出になってしまったのが、「東京オリンピックがショボい」と言われる原因だと思われます。
有名人を1人も使わず子どもを中心に
北京オリンピックの開会式では有名人が1人も演出に使われませんでした!
演出に出た人は、市民と子どものみ。
聖火台のまわりで鳩のオブジェを持っていたのも子供でしたよね!
子供を中心に使うことによって「子供が中心の未来へ」というメッセージも込められているようで、すごく感慨深かったです。
それに対して、東京オリンピックでは、芸能人をはじめとする有名人をやたらと起用しては、中身の薄い演出で批判されていました。
日本で有名な芸能人も、世界からすれば所詮無名タレントに過ぎませんから、海外からすれば東京オリンピックの開会式は白ける場面もあったでしょうね..
オリンピックは競技をする大会なので、有名人にこだわる必要なんてないですしね。
まとめ
北京オリンピックが開幕し、早速開会式がすごかったと話題になっています!
北京オリンピックの開会式で特にすごかったと話題になっていたのが、聖火台と五輪マークの演出でした。
とても感動的でしたね!
また、つい半年前に開催された東京オリンピックの開会式が改めてショボいと感じるという声もたくさん見受けられました。
東京オリンピックと比べて、北京オリンピックの違いとしては、「シンプルで分かりやすい」「テーマが終始一貫していた」「有名人を1人も使わなかった」ということが挙げられます。
東京オリンピックがつい半年前に開催されていたのがかえって比較の対象になってしまい、ちょっとタイミングが悪かったですね..
さすが最先端の中国としか言いようがありません。
開会式でこれほど素晴らしい演出を見せた中国ですから、閉会式にも期待が膨らみますね!
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